「BLACK WOLVES SAGA -Weiβ und Schwarz- for Nintendo Switch」を買いました。
とうとう買ってしまった……。
以下、ネタバレあり↓(文字をクリック)

タイトル:BLACK WOLVES SAGA -Weiβ und Schwarz- for Nintendo Switch
ジャンル:乙女向けダークゴシックファンタジーADV
対応機種:Nitendo Switch / Nintendo Switch Lite
発売日:2026年9月10日発売
CERO:D(17歳以上)
メーカー:オトメイト/Rejet
以前から「おすすめ乙女ゲーム」や「ダーク系乙女ゲーム」のまとめ記事なんかを見ていると、かなりの確率で名前を見かけていた本作。
本作は「Bloody Nightmare」と「Bloody Nightmare」が収録されてて、今回は「Bloody Nightmare」をプレイしてます。
タイトルやビジュアルの時点でずっと気にはなっていたんですよね。
私自身、明るくて王道な恋愛ものも好きですが、ダークファンタジーや仄暗い世界観の作品にはかなり惹かれるタイプ。
最初は「重めのダークファンタジー乙女ゲームなのかな?」くらいの気持ちで始めてみました。
……うん。
重い。思っていた数倍、重い。
というか、恋愛ゲームというより開始早々から「この世界、倫理観大丈夫?」と心配になるレベルで物騒です(笑)
でも、この容赦のなさがクセになる。
想像以上に容赦のないダークファンタジー
ゲームを始めてまず感じたのが、最初からどこか不穏な空気が漂っていて、
「絶対これ、平和に恋愛して終わるゲームじゃないだろ」という気配がビンビン伝わってきます。
私はこういう仄暗い世界観、大好物なんですよ。
一見美しいのに、どこか狂気を感じる雰囲気。
そういうものにワクワクしながら進めていました。
ただ、進めれば進めるほど、思ってた以上に救いがないのでは…?と心配になってきた。
なかなかのダークっぷりですね。
登場人物たちも一癖どころか二癖、三癖くらいありそうな人たちばかり。
そんな中、最初に攻略したのがメヨーヨでした。
主人公への執着がすごい…
最初に攻略したのがメヨーヨ。
いやぁ……。すごかったですね、この男。
主人公に対する執着が、とにかく凄まじい。
最初は、「なんでここまで主人公に執着してるんだ?」
と思いながら進めていたんですが、彼の事情というか生い立ちとかを知ると
「ああ……なるほど」と納得しました。
前婚約者の存在があって、その代わりとして主人公を自分の手中に収めることで充足感を感じたかったのかなと。
事情だけを考えれば、彼がどうしてそうなったのかという背景自体は分からなくもない。
分からなくもないんですが。
倫理観が崩壊してるがな、この兄弟。
プレイしながら何回そう思ったことか。
「愛情」という言葉だけでは絶対に片づけられない、歪みきった執着。
メヨーヨの場合、最初から最後まであの感じでしたからね…。
ED迎えた後でも、果たして主人公に対して愛情があったんだろうかと疑問に思う。
相手を好きだから大切にしたい、ではなく自分のものにしたい。
自分の思い通りにしたい。
逃げることも許さない。
なかなかにスリルなルートでしたね…。
これが噂に聞くBLACK WOLVES SAGAか。
せっかく逃げたのに戻っちゃう主人公
そして主人公ちゃん。
この子もまた、なかなか危なっかしい。
塔でずっと過ごしてたせいで世間知らずということもあってか、かなり純粋なんですよね。
すごく無防備すぎる。
メヨーヨの執着からせっかく逃げ出してきたのに、彼を説得するためにまた戻っていくんだから、無防備であり無謀すぎる。
主人公としては、きっと何とか話をして分かってもらいたかったんでしょう。
本人なりの覚悟があって戻ったんだと思います。
でも、「そうか、分かった」となる男だったら、そもそもここまで大変なことになってないのよ…。
案の定、あっけなく捕まりましたね。
同行してたユリアンが犠牲に…。というか、彼も王子たちの犠牲者でもあるんですよね…。
そして待っていたのが――監禁。さらにムチ打ち。
ひ、ヒエェェェェェェ……(汗)
これちゃんと恋愛乙女ゲームですよね…?
檻に監禁されるゲームはあったけど、両方はなかなかないよなぁ…。
ハートフルならぬハートフルボッコ。
ちゃんと恋愛してくれるんだろうかと不安になった時期もありました。
それにしてもメヨーヨ、だいぶ狂ってるなぁ……(汗)
主人公に対して強い感情を抱いてて、自分から逃げないようにして、言うことを聞かなければ傷つけて支配する。
アルルに対しての劣等感や憎悪も強く、復讐しようと躍起になっている。これもまた執着ですよね。
主人公があまりに純粋で心配になるしハラハラするんだけど、彼女だからこそこの殺伐とした世界で特殊な存在になっているんでしょうね。
周囲が狂気や憎悪、復讐心に囚われている中で、主人公だけは良くも悪くも純粋。
その純粋さに登場人物たちが惹かれたり、執着したりするのかなと思いました。
とりあえずメヨーヨ攻略後の感想
今のところの感想としては、普通の乙女ゲームだと思って始めたらいけないゲームですね。
甘い恋愛を楽しむぞ!とかイケメンと仲良くなるぞ!という気持ちだけで挑むと、たぶん心折れるんじゃないかな。
まだメヨーヨだけなので、他のキャラのルートだったら甘いかもしれないけど。オージェもメヨーヨと変わらんだろ…。
攻略対象だからといって、主人公を無条件に守ってくれるわけでもない。
むしろ攻略対象が率先して主人公を追い詰めてくる。そんな乙女ゲームです。
ダークファンタジー好きとしては、この救いのなさや容赦のなさも含めて魅力なんですよね。
綺麗な世界で甘い恋をするのではなく。壊れかけた世界で、どこか壊れた人間たちの胸中渦巻く感情を覗いているような感覚。
メヨーヨがなぜこれほど歪んでしまったのか、主人公に何を重ねているのかが見えてくると、単純に「怖い奴」で終わらないところが面白かったです。
共感はできないけど(汗)
でも、理解できないからこそ気になる。
完璧じゃないからこそ気になるし、結構好きです。
でも、メヨーヨでこれなら他のルートどうなるの……?という不安と期待がすごい。
次は誰にしようかな。このままオージェ行ってみるかな。